■ ID | 429 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 鴨川底質中のエストロゲン濃度の把握 Concentration of Estrogens in the Sediments of the Kamogawa River |
■ 著者 | 野尻喜好
Kiyoshi Nojori
埼玉県環境科学国際センター 茂木守 Mamoru Motegi 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 Kiyoshi Kawamura 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本内分泌攪乱化学物質学会第7回研究発表会要旨集、p168、平成16年12月15日 |
■ 抄録・要旨 | 河川の水生生物に及ぼすエストロゲン作用を評価するには、化学物質と比べエストロゲン様活性の高い人畜由来のエストロゲンを測定することも重要である。
本報告では、鴨川河川底質中のエストロゲン(17β-E2、 E1、E3、17α-E2)をGC/NCI-MS(ペンタフルオロベンジル誘導体化)により測定を行った。
その結果、鴨川河川底質では17β-E2が<0.01〜1.6μg/kg-ds、E1が0.02〜8.0μg/kg-ds、E3が<0.01〜0.79μg/kg-ds、17α-E2が<0.01〜0.20μg/kg-dsの濃度範囲であった。酵母Twe-Hybrid試験で17β-E2と同等なエストロゲン様活性の強さが認められているE1が17β-E2の2〜7倍高い濃度であることが認められた。 |
■ キーワード | 都市河川、底質、エストロゲン、GC/NCI-MS |
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